お久しぶりの茅ケ崎梅まつり
会場は茅ヶ崎市図書館・美術館のある高砂緑地。こちらにはお茶室があり、そのお庭が梅園になっています。また松の木がしげる公園にも梅や蝋梅など季節の花々が植えられ、憩いの場となっております。
こちらを使用して2エリアのまちぢから協議会が運営する、地元住民の力で開催される梅まつりは毎年大盛況、会長のお知り合いから誘われ三翠会の活動や、そもそも茅ケ崎の北側に田んぼがあるなんて知らなかった!という地元の方へ茅ケ崎市の農業の周知活動をするべく参加しています。
おにぎりは横浜で和食店を営んでいる会員が朝作り、11:30を目指して会場へ運び入れたのですが(渋滞でちょっと遅くなってしまいました)、待ちかねたお客様に飛ぶように売れました!82個完売しましたよ。
黒米もあっという間に完売、茅ケ崎育ちも予定より多く売ることができました。意外でしたが缶バッジが子供たちに人気で、「これってどんな鳥なの?」と興味津々で質問してくる子もいました。
ただ物販というだけでなく、ちゃんと啓蒙・周知活動もできました。缶バッジに興味を示す方が多かったので、ムナグロ・コチドリ・アオジの三種は渡り鳥なんですよ、タゲリも渡り鳥の一種で冬に田んぼにやってきます、その田んぼで作ったお米がそちらの黒米、そしてそのお米で作ったおにぎりや和菓子はそちらです…というように。
自然と農業と食がつながっていて、今目の前にある製品がまさにその繋がりから生まれたもので、それを食すのがあなたです、と。茅ヶ崎駅の北側には小規模になりましたが、そういう古来からのサイクルをつないでいる営みが残っています。
半日にも満たない小さなお祭りですが、地域の方にとっては地元を知るきっかけとなり、三翠会は活動内容や茅ケ崎市の農業、田んぼの生物多様性を知っていただく貴重な機会となっています。
梅は木によっては咲いていましたが、まだまだ蕾が多かったように思います。美術館が開いていればカフェもありますし、気持ちのいい公園なのでお近くの方はぜひ散策をおすすめします。
運営を仕切ってくださった茅ケ崎まちぢから協議会の皆様、お疲れさまでした。また来年も開催できることを祈っております。
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