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湘南

タゲリ米

​とは?

「湘南タゲリ米」とは、タゲリが飛来する豊かな田園生態系を維持しようというプロジェクトから生まれた、生き物ブランド米です。

​タゲリとは?なんでお米なの?どういう活動なの?という疑問におこたえします。

タゲリ

​田園の貴婦人

 

タゲリは冬にシベリアから飛来する渡り鳥です。

ハトくらいの大きさで、陽の光に照らされて輝く羽と長く伸びた冠羽(かんう)が特徴のチドリ科の野鳥です。

彼らは冬のあいだ広い田んぼで、土の中の生きものを食べたりして過ごします。

田んぼがないと彼らは生きていけません。

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​湘南の田んぼ

 

湘南というと海のイメージですが、昔から農業も盛んな土地です。

東京駅から西へ向かう新幹線で最初に見えるのが湘南地方の田んぼです。

豊かな湘南地方の暮らしは海と都市と田園が調和することで支えられています。

稲刈り
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お米を食べて自然保護

 

しかし近年の宅地化の圧力は大きく、その結果農地、とりわけ労力に比べて収益の上がらない田んぼは急速に減少し、タゲリの飛来数も減っています。神奈川県のレッドデータブックでは絶滅危惧種に指定され、近い将来湘南地方ではタゲリが一羽も見られなくなる可能性があります。

 

湘南タゲリ米プロジェクトは、三翠会がタゲリの越冬する田んぼのお米を農家から市価より高く買い取り、趣旨に賛同して下さるみなさんに提供することで農家の米作りを支え、タゲリの飛来地である田んぼを守ろうという取り組みです。1袋のお米を食べていただくことで8畳の田んぼが守られます。

 

2001(平成13)年からはじまり、年々販売量と協力農家が増えています。また、日本全国の「生きものブランド米」の代表格として、TV朝日のドキュメンタリー番組「素敵な宇宙船地球号」はじめ、多くのマスコミにも紹介され、各方面からの信頼を得ています。

お米の

品種

​と黒米

湘南タゲリ米はどんなお米なの?

​お米の品種と食べ方、また同じく三翠会が作っている黒米についての紹介と、

​タゲリ米・黒米の調理例をご紹介します。

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   湘南タゲリ米の品種はキヌヒカリ

 

関東南部から西日本でよく栽培されるお米です。絹のような輝きがあり、味はコシヒカリに比べてあっさりと感じられます。

コシヒカリがお肉だとしたら、キヌヒカリは野菜のような味わいのお米といってよいでしょう。冷めてもおいしいのが特徴で関西ではお寿司にして好まれます。

べたつきが少ないのでリゾットなど洋風料理にも向いています。

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​   湘南タゲリ米をおいしくする黒米

 

黒米は古代もち米の一種で、行事の際などに炊かれました。現在のお赤飯の原型ともいわれます。

普通のお米に比べると丈夫で無農薬で育てられますが、収穫量は3分の1くらいにとどまります。

白米に少量(1カップ当り小さじ1~2杯)をお好みで加えて炊いて下さい。お赤飯の様な色になりモチモチ感もでます。

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白米・黒米の

​おにぎり
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冷めてもおいしいキヌヒカリはおにぎりにピッタリ!

​塩握りでも十分美味しさが実感できます。

毎年2月11日に開催される「茅ヶ崎梅まつり」で味わうこともできますよ。

​黒米ご飯の

カレーライス
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ポリフェノールたっぷりの黒米は様々な料理に応用できます。

カレーライスのご飯を黒米ご飯にしただけで、栄養価も上がりプチプチした食感がルーとあいまってよりおいしく感じられます。

​これはおすすめです!

​ふわふわ食感

米粉のシフォンケーキ
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タゲリ米の米粉を使ったレシピの開発もしています。

シフォンケーキやマフィン、米粉パンなど幅広く食していただくために試作を繰り返しています。

​シフォンケーキはふわっふわの食感で好評です。

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