三翠会、新たなフェーズへ
- Tageinn Oryza

- 9月16日
- 読了時間: 2分
三翠会発足から四半世紀が過ぎ、代表などスタッフたちも年を重ね、今まで通りの立ち回りが難しくなってきました。そこで一念発起、「三翠会の持続可能な体制変更についての検討」を一年かけてじっくり話し合うことにしました。
早急に取り組まねばならなかったのは、「湘南タゲリ米」販売および会員が作業する共同田の扱いについてでした。今では三翠会の軸となっている田んぼ作業とお米販売ですが、ボランティア活動として取り組むには大変難しい状況となり、三翠会本来の活動を維持するためにもこれをやめてしまおう、ということになりました。
断腸の思いではありましたが、スタッフ一人一人の肩の荷があまりにも重く、このまま潰れてしまうことになっては元も子もないと、今のうちに荷を下ろしひと息ついてこれからのことを考えようという、続けていくための決断でした。
「湘南タゲリ米」ブランドがなくなったわけではありません。
西久保地域で「湘南タゲリ米」協力農家として頑張ってきてくれた方々のお米は、地域の「中田米店」さんがブランド米として買い取ってくださることになりました。
こちらへお問い合わせしてくだされば、湘南タゲリ米のパッケージで販売してくださいます(現在準備中です。販売が決まりましたらお知らせいたします)。三翠会としても農家さんやお米屋さんの販売支援をしていく所存です。
会員が手入れをしていた共同田はなくなりましたが、黒米田は残っています。
ビオトープもありますので、こちらの手入れや月に一度の生物調査、小出川周辺の鳥類ラインセンサスなどの活動は今まで通り続けていきます。
お米作りを辞めたことで、四半世紀の活動のたまもの、蓄積された西久保地域の生物調査データの詳しい解析や、新たな生物調査手法(全国版タゲリ一斉調査とか!)などに取り組むこともできそうです。
そういったデータ解析のために、若い会員の獲得もできればと考えていますが、どうでしょう?
生物調査や自然に触れられる活動の機会をどんどん増やしていきたいと考えています。ただ現在はその話合い中なので、見た目は「三翠会なにやってんの?」という感じですが、ちゃんとやってます。
「三翠会ちゃんとやってるな!」と皆様に認知してもらえるよう、しっかり下準備していきたいと思います。



































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